講師紹介

中須賀真一
中須賀真一
東京工学系研究科航空宇宙工学専攻 教授
担当講座
動機付けパネル討論「スタートアップによる事業化」:宇宙超小型衛星技術とスタートアップ創出で著名な中須賀真一教授を交えて、スタートアップによる事業化の意義や、成功のポイントなどを共有することで、今後の学びの動機付けをおこなう
専門分野
1988年東京大学大学院博士課程修了、工学博士。同年、日本アイ・ビー・エム東京基礎研究所入社。1990年より東京大学講師、助教授を経て、2004年より航空宇宙工学専攻教授。日本航空宇宙学会、SICE、IAA等会員, IFAC元航空宇宙部会部門長、およびUNISEC-GLOBALは設立時より委員長。超小型人工衛星、宇宙システムの知能化・自律化、革新的宇宙システム、宇宙機の航法誘導制御等に関する研究・教育に従事。2003年の世界初のCubeSatの打ち上げ成功を含む超小型衛星15機の開発・打ち上げに成功。いくつかの宇宙ベンチャー会社数社の設立に貢献し、アジアをはじめ多くの国の超小型衛星をベースにした宇宙工学教育も実施。2012年~2022年に政府の宇宙政策委員会委員。複数の省の宇宙関連プログラムの委員長も務める。
馬田隆明
馬田隆明
東京大学 FoundX ディレクター
担当講座
スタートアップ概論(馬田ディレクター):スタートアップにおける事業化の基本的考え方を学ぶ 
専門分野
日本マイクロソフトを経て、2016年から東京大学。東京大学では本郷テックガレージの立ち上げと運営を行い、2019年からFoundXディレクターとしてスタートアップの支援とアントレプレナーシップ教育に従事する。スタートアップ向けのスライド、ブログなどで情報提供を行っている。著書に『逆説のスタートアップ思考』『成功する起業家は居場所を選ぶ』『未来を実装する』『解像度を上げる』。
本田圭子
本田圭子
東大TLO 代表取締役社長
担当講座
技術を事業にする:技術シーズがどのように事業化していくのか、技術移転によるスタートアップ創出の実績などについて、東大TLO本田社長より事例を交えて学ぶ バイオ系中心の事例
専門分野
東京大学大学院医学系研究科博士課程にて博士(医学)を取得した後、1年間の「ポスドク」を経て、特許事務所に就職し、特許実務に従事。2001年弁理士登録と同時に大学知財活用を目指して、株式会社先端科学技術インキュベーションセンター(現・株式会社東京大学TLO)に参画。その後20年超にわたり、大学の研究成果を産業界につなぐ技術移転業務に従事している。2003年取締役、2018年副社長、2023年代表取締役社長に就任、現在に至る。
水本尚宏
水本尚宏
東京大学IPC パートナー
担当講座
大企業と連携したスタートアップ創生:大学連携型カーブアウト、JVに特化した投資ファンドを運用するIPCの大企業と連携したスタートアップ創生について学ぶ
専門分野
・2017年より東大IPCに参加。IT・サービス系ベンチャーへの投資、起業支援プログラムのプログラムを管掌。
・大和SMBCキャピタル(現、大和企業投資)にてIT・医療などハイテク分野へのベンチャー投資を経験後、昭和シェル石油に転職。タスクフォースリーダーとして決済プロジェクト、新電力プロジェクト、店舗のデジタルトランスフォーメーションなど、新サービス企画から市場導入まで主導。2017年1月より東大IPCにて再度ベンチャー投資業務を担当しつつ、1stRoundを創設。その後、AOIファンドを立ち上げた。
・京都大学院修了(技術経営学)、弁理士試験最終合格(2004年)
典型的なB型。一人で仕事ができそうという理由で弁理士を目指して無事合格するも、京都大学院の起業家教育の影響を受けてベンチャーキャピタル業界に入る。 せっかく弁理士の勉強したし…という理由からハイテク投資を担当。極度の方向音痴故に、最初の投資先は位置情報関連ベンチャー。 その後リーマンショックの影響で事業会社に転身。企画屋として楽しく働いていたが、初志貫徹すべくベンチャー投資に復帰。
(https://www.utokyo-ipc.co.jp/team/より)
大川陽介
大川陽介
LoanDEAL CCO
担当講座
Will発掘(講義編):あなたは、仕事や人生において何をしたい人なのですか?」 自分自身のWILLを発掘するプロセスを学ぶ
演習:Will発掘(演習編) :あなたは、仕事や人生において何をしたい人なのですか?」 自分自身のWILLを発掘する演習
専門分野
越境学習/人材育成/組織開発
千葉県我孫子市出身、2005年富士ゼロックスにSEとして入社。SOL営業、新規事業開発、人材開発など企業内での「越境」を経験。社外では、約50社の大企業若手有志1000名を巻き込んだ任意団体「ONE
JAPAN」の共同発起人/副代表として、挑戦する個人の覚醒、組織風土変革、価値共創に挑んできた。現在は、株式会社ローンディールにて、企業人や学生の「WILL発掘」に力を入れている3人娘の父。中小企業診断士/国際コーチング連盟認定コーチ。
千葉県我孫子市出身、2005年富士ゼロックスにSEとして入社。SOL営業、新規事業開発、人材開発など企業内での「越境」を経験。社外では、約50社の大企業若手有志1000名を巻き込んだ任意団体「ONE
JAPAN」の共同発起人/副代表として、挑戦する個人の覚醒、組織風土変革、価値共創に挑んできた。現在は、株式会社ローンディールにて、企業人や学生の「WILL発掘」に力を入れている3人娘の父。中小企業診断士/国際コーチング連盟認定コーチ。
池内省五
池内省五
JICキャピタル株式会社 代表取締役社長CEO
担当講座
大企業のCVC戦略、スタートアップ連携:元リクルートでインディードの買収に携わった池内氏から、スタートアップとの連携やM&A、企業におけるCVCの役割などについて学ぶ
専門分野
リクルートの国内外事業の経営戦略の策定、及び、クロスボーダーM&A、
デジタルトランスフォーメーションを担う。
現在は、政府系ファンドのJICキャピタル株式会社で、プライベート・エクイティ投資を通じてSociety5.0の実現を目指す。(カーボン・ニュートラル、DX)
奥山恵太
奥山恵太
出向起業スピンアウトキャピタル1号投資事業有限責任組合 代表パートナー
担当講座
出向起業について
専門分野
2010年経済産業省入省後、主に化学産業の規制緩和・国家衛星開発プロジェクトのマネジメント業務に従事。米国留学中に、米国投資ファンドでの投資銘柄財務モデリング・バリューアップ業務や、小型電池製造スタートアップでの経営支援業務を実行。2018年帰国の後、内閣府での宇宙スタートアップ支援業務を経て、経済産業省で「出向起業」補助制度を自ら企画し、大企業等社員による資本独立性のあるスタートアップの起業を後押し。大企業内での出向等の意思決定に係る調整も、幅広に支援。2022年7月に経済産業省退職。2022年9月、出向起業スピンアウトキャピタル設立・運用開始。1986年生まれ。
東京大学工学部、東京大学大学院工学系研究科卒。カリフォルニア大学サンディエゴ校MBA。(https://spinout.vc より引用)
倉原直美
倉原直美
株式会社インフォステラ共同創業者/代表取締役CEO
担当講座
スタートアップパネルⅠ 若手のスタートアップ経営者から、創業の狙いや経緯と、スタートアップ側からの大企業とのアライアンスに関する見方を学ぶ。
専門分野
インフォステラの創業者兼CEO。インフォステラ(東京)は宇宙開発の新時代に向けた通信技術会社として、柔軟性と拡張性に優れたクラウドベースの地上局プラットフォーム「StellarStation」を開発している。衛星運用者は一度のセットアップで、世界中の地上局にアクセスすることができ、一方、地上局オーナーは、地上局非稼働時間を他の衛星運用者に貸出すことにより、収益につなげることが可能になる。
九州工業大学大学院で博士号(工学)を取得。また、JAXAと協同でのイオンエンジン・宇宙プラズマ環境の研究、さらに東京大学の博士研究員として、小型衛星プロジェクトの衛星運用システム及び地上局開発のマネージャーを務める等の経験を持つ。衛星管制システム企業Integral Systems Japan社で衛星管制システムエンジニアとして勤務後、2016年にインフォステラを起業。
松田尚子
松田尚子
bestat株式会社 代表
担当講座
スタートアップパネルⅠ 若手のスタートアップ経営者から、創業の狙いや経緯と、スタートアップ側からの大企業とのアライアンスに関する見方を学ぶ。パネル
専門分野
東京大学経済学部卒業。経済産業省でイノベーション政策等を担当。留学先の米国で、当時流行していたデータサイエンスに強い関心を抱く。帰国後も研究を続け、東京大学工学系研究科松尾豊研究室で博士号取得(2014年)。AIの社会実装の可能性を強く感じ、2018年bestat株式会社創業。
坂本教晃
坂本教晃
UTEC 取締役COO パートナー/マネージングディレクター
担当講座
VCのビジネスモデル:UTECパートナーの坂本氏から、VCのビジネスモデルについて学ぶ 
専門分野
経済産業省では、中小企業金融円滑化関連法案や家電リサイクル法の法案作成業務や未踏ソフトウェアプロジェクトに従事。
退官後、アパレル流通のファミリービジネスに参画し、新規事業立上げ及び事業整理を実施。
McKinsey & Company では、日本・東南アジア・欧州を中心に製薬、医療機器、自動車、ハイテク、消費財、金融機関等の業界各社に対し、
営業・マーケティング、SCM、M&Aに関するプロジェクトに従事。
これまで㈱ACSL(2018年12月東証マザーズ上場:6232)等の社外監査役、ニューラルポケット㈱(2020年8月東証マザーズ上場:4056)、
㈱JDSC(2021年12月東証マザーズ上場:4418)、㈱Finatext ホールディングス(2021年12月東証マザーズ上場:4419)、
Institution for a Global Society㈱(2021年12月東証マザーズ上場:4265)、㈱ELEMENTS(2022年12月東証グロース上場:5246)等の社外取締役を務めた。
加藤真平
加藤真平
FOUNDER, CEO & CTO. 東京大学 大学院情報理工学系研究科 特任准教授、名古屋大学 未来社会創造機構 客員准教授
担当講座
国際的な普及を視野に独自のビジネスモデルを擁して自動運転の事業開発を目指す加藤真平(TIER4、代表取締役社長)より、熾烈な競争環境の中でのビジネスモデルの役割を学ぶ。
専門分野
株式会社ティアフォー 創業者兼代表取締役社長CEO兼CTO。東京大学 大学院情報理工学系研究科 特任准教授。1982年神奈川県生まれ。2008年慶應義塾大学理工学研究科開放環境科学専攻博士後期課程修了。2015年株式会社ティアフォー創業。2018年国際業界団体The Autoware Foundationを設立、理事長に就任。専門はオペレーティングシステム、組込みリアルタイムシステム、並列分散システム。
出雲充
出雲充
株式会社 ユーグレナ 代表取締役社長
担当講座
社会起業家的動機から、ミドリムシによるバイオ燃料の開発・事業化に取り組んできたむユーグレナ出雲社長から、事業開発の経緯や考え方を学ぶ
専門分野
駒場東邦中・高等学校、東京大学農学部卒業後、2002年東京三菱銀行入行。 _
2005年株式会社ユーグレナを創業。世界初の微細藻ミドリムシ(学名:ユーグレナ)食用屋外大量培養に成功。 _
世界経済フォーラム(ダボス会議)ヤンググローバルリーダー、第一回日本ベンチャー大賞「内閣総理大臣賞」、第五回日本SDGs大賞「内閣総理大臣賞」受賞。 _
著書に『僕はミドリムシで世界を救うことに決めた。』(小学館新書)『サステナブルビジネス』(PHP研究所) _
経団連審議員会副議長・スタートアップ委員長、経済同友会スタートアップ推進総合委員長、内閣官房知的財産戦略本部員、新しい資本主義実現会議スタートアップ育成分科会員、文部科学省起業家教育推進大使、ビル&メリンダ・ゲイツ財団SDGs Goalkeeper